韓国の文在寅大統領が12月初旬から2021年01月の間に内閣改造を行うかも……という観測を韓国メディアが報じています。
面白いのは、WTO(World Trade Organizationの略:世界貿易機関)の事務局長選挙で最終候補に残っている「兪明希(ユ・ミョンヒ)」(Yoo Myung-hee)さんを、現在の「康京和(カン・ギョンファ)」さんに換えて外交部長官にするのではないか、と報じられている点です。
韓国メディア『ソウル経済』の記事によれば以下です。
(前略)
与党内部のある関係者は16日、「アメリカ合衆国の新しい政権発足を控えて康氏がしばらく長官を続けるという観測が優勢だが、文大統領が兪部長の外相への破格抜擢も考慮中だ、と聞いている」と述べた。
(後略)⇒参照・引用元:『ソウル経済』「[独占]ガンギョンファ外相留任観測中…ユ・ミョンフイ『破格抜擢』の可能性も」(原文・韓国語/筆者(バカ)意訳)
※赤アンダーライン、強調文字は筆者による
これは驚きの人事構想ではないでしょうか。WTO事務局長選挙で敗色濃厚になったので外交部長官で使おうという意味でしょうか。それとも「韓国の外交部長官ですよ!」とアピールするためで、まだ選挙を諦めてないということでしょうか。
どういうことになるのか、けっこうな見物です。
※兪氏のPHOTOはWTO公式サイトより
(吉田ハンチング@dcp)