原発事業での大失敗とその発覚によって債務超過に転落した東芝ですが、危機を回避するためにドル箱であったメモリー関連事業「東芝メモリー」の売却を決定。
引き受け先がどこになるかなどのすったもんだがありましたが、何とか引き受け先のファンド(いわゆる日米韓連合の「ベインキャピタル」)も決まり、やれやれだったのですが、ここに来てまた暗雲です。
05月末までに中国での独占禁止法違反か否かの当局の審査が終わらなければ、「売却を中止する」というのです。売却によって2兆円の資金を得ることが見込まれていましたので、これが中止になった場合、他の手段で資金調達を行わなければなりません。
そのため東芝メモリーのIPO(新規株式公開)が行われると見られています。さて、どうなりますか!?
(柏ケミカル@dcp)