Money1では何度もご紹介していますが、現在韓国ではお金じゃぶじゃぶ状態が止まらず「M2」はついに「3,150兆ウォン」まできています。さらに、このお金は企業の投資・家計消費には向かわず、多くが株式・不動産などの資産価値を膨らませていると指摘されています。
簡単にいえばバブルです。
2020年12月24日に『韓国銀行』が公表した「金融安定報告書」では、韓国の資産バブルが崩壊した際の損失について言及してるのです。
増加した借金が資産市場に流れる中、突然バブルがはじけた場合、家計・企業は66兆8,000億ウォンという大きな衝撃を受ける
と予測しています。そのシミュレーションの条件は、
2021-2023年の成長率が0~0.9%にとどまる
KOSPI:1,672
住宅価格:0.1%上昇
KOSPI:1,672
住宅価格:0.1%上昇
というひどいものですが、この場合、
家計の信用損失:18兆7,000億ウォン
企業の信用損失:48兆1,000億ウォン
小計:66兆8,000億ウォン
企業の信用損失:48兆1,000億ウォン
小計:66兆8,000億ウォン
となり、債務不履行が、
家計:1.32%
企業:2.29%
企業:2.29%
に急騰するというのです。融資がこれほど焦げ付くと銀行が困ります。『韓国銀行』は「金融システムの信用リスクが過小評価されている可能性があることに注意しなければならない」としています。
さて、どう転ぶのか見物です。
⇒参照・引用元:『韓国銀行』公式サイト「金融安定報告書」
(吉田ハンチング@dcp)