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韓国『現代自動車』のEVが中国で「69台」しか売れず。現代車の衰退が鮮明

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韓国自動車企業中国でのシェアを失い続けています。


データ出典:『自動車産業ポータル MARKLINES』

Money1でもご紹介しましたが、『自動車産業ポータル MARKLINES』のデータによれば、2020年のシェアはわずか「3.5%」しかなく、2021年には月次で3%未満で推移してきました。

『現代自動車』EVの悲惨なセールスが明らかに

そのために『現代自動車』『起亜自動車』は「対中国戦略発表会 ライジング・アゲイン・フォー・チャイナ(Rising Again For China)」というプランをぶち上げ、世界最大の自動車市場・中国を再度攻略する意思を明確にしていました(2021年04月15日オンラインで開催)。

中国市場攻略の柱を「電気自動車」と「高級車」とし、電気自動車(+SUV)の投入、『現代自動車』の高級車ブランド「ジェネシス」を大々的に売りこみました。


↑『北京現代』の「ミストラ(名图)EV」PHOTO(C)『北京現代』

しかし、「電気自動車」の方で悲惨な結果が明らかになりました。

セダンタイプの「ミストラ(名图)EV」が2021年03~09月でわずか「69台」しか売れなかったのです。

先代の「ミストラ(名图)」(2013年発売)は年間10万台売れたので『現代自動車』はそのEV版にも自信を持っていたのですが、約7カ月で69台のセールスなので、ひと月に10台売れなかったことになります。

中国市場で負けが込む韓国自動車

先にもご紹介したことがありますが、『現代自動車』は2021年には中国市場での年間販売目標を「56万台」としていました。しかし、09月時点でその目標には遠く及ばず「25万台」となっています。

セールスの達成率は「44.6%」に過ぎません。このまま推移すると2021年は「33~34万台」がやっということになります。

グループ企業である『起亜自動車』のセールスも奮いません。2021年はざっくり10万台と予測されますので、『現代自動車』と足しても50万台を下回ることになり、中国市場でのシェアはさらに下がるでしょう。

筆者は、韓国の自動車企業のシェアはスマホと同じようにやがて1%を切るのではないかと見ていますが、読者の皆さんはどのように思われますでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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