事実上の破綻となった韓国『双竜自動車』。2020年12月23日、同社の労働組合は今回の経営陣による「法定管理の申請」について声明を発表したとのこと。
本件を報じた韓国メディア『毎日経済』の記事から一部を以下に引用します。
『双竜自動車』が裁判所に企業再生手続き(法定管理)を申請したことについて、労働組合は23日、「労使共生の価値を歪曲する労働者の整理解雇は決して許されない」と述べた。
この日、双龍自動車労組は「労働者家族の60万人の生存権を保障せよ」とし「総雇用を確保するための早期売却が実現されるようにしなければならない」と声を上げた。
(後略)
「整理解雇は決して許されない」は、法定管理でもいいので『双竜自動車』の存続が決まって初めていえることです。精算になったら自動で職はなくなります。また、「早期売却が実現されるようにしなければならない」のは確かですが、これまで誰も手を上げなかったのでこの結果になっています。
もし猶予期間があっても最大でも3カ月。ですので、遅くても2021年03月までにはなんらかの結論が出でしょう。ちなみに、誰も『双竜自動車』を買収しなければ、「精算」が濃厚だといわれています。
(吉田ハンチング@dcp)