2021年01月28日、『THE WALL STREET JOURNAL(ウォール・ストリート・ジャーナル)』に「中国で最も有名な億万長者に対する北京の危険な暴行」(Beijing’s Risky Assault on China’s Most Famous Billionaire)という面白い記事が出ました。
『AntGroip(アント)』のIPOを理不尽に止められ、3カ月近く行方不明になったジャック・マー(馬雲)さんの例を引いて、「中国で商売に成功して億万長者になっても中国共産党から圧力を受けてひどい目に遭う」という主旨で、これ自体は特に目新しい話ではないのですが……。
この記事に掲載されている「中国本土の億万長者(billionaires:ビリオネヤー)の人数推移」のグラフが面白いのです。ソースは『Hurun Research Institute』で、以下になります。
2020年にはコロナ禍だったにもかかわらず、億万長者は史上最大の878人となりました。簡単にいえば中国共産党にひどい目に遭わされる可能性のある878人です。
(吉田ハンチング@dcp)