日本の『毎日新聞』が「日本のエリート層が秘かに中国製のワクチンを接種している」という報道を行ないましたが、中国共産党の英語版御用新聞『Global Times』はこれを完全に否定する記事が出しました。
「そんなことあるわけないだろ」と「out of thin air」と表現しています。
以下に記事の一部を引用します。
日本のメディアは、中国が密輸ワクチンを通じてその影響力を拡大しようとしていると非難したが、『環球時報』は――中国のワクチンメーカー『Sinopharm(シノファーム)』と『Sinovac(シノバック)』が海外での未承認ワクチンの販売を否定した――ことを情報筋から確認している。
中国の専門家は、このような疑惑が「何もないところから出てきた」と非難した。
(後略)⇒参照・引用元:『Global Times』「Japanese media’ allegation of China smuggling vaccines comes ‘out of thin air’」
このように全否定です。また在日中国大使館が『毎日新聞』の報道を非難したことにも触れています。
(前略)
日本のメディア『毎日新聞』は金曜日のレポートで、一部の日本のエリートが日本に密輸された疑いのある中国のワクチンを接種されていると主張した。また、中国が違法ワクチンを海外に出荷することで影響力を拡大しようとしていると非難した。このリポートは日本の中国大使館によって非難され、そのような未確認の報告書を公表することは報道機関としての責任に反し、日本国民を誤解させる可能性があると述べた。
大使館は、事実を確認せずに中国が海外とどのように協力しているかについての日本のメディアのコメントに不満を表明した。
(後略)
また、この記事では「海外で喧伝されている中国製のワクチンのほとんどが偽物である」とも述べています。
(前略)
先に、南アフリカ、イタリア、ウガンダ、コートジボワールの中国大使館は、一部の人々が無許可のCOVID-19ワクチンを販売するためにソーシャルメディアに広告を掲載したという報告を受けた。そのため、地元の中国人に違法ワクチンを購入したりワクチン接種を受けたりしないようにと通知を発行した。
この部分は、最近ネットで散見される「中国製ワクチンは危険」という声への火消しかと思われます。
さて、『毎日新聞』の先の報道は本当だったのでしょうか?
(吉田ハンチング@dcp)