2021年01月31日、中国『小米(Xiaomi:シャオミ)グループ』が香港証券取引所で、アメリカ合衆国・ワシントンD.C.の地方裁判所に国防総省と財務省を提訴した、と発表しました。
『シャオミ』はトランプ政権によって「中国人民解放軍と関連のある企業」としてブラックリスト入りしています(合衆国国防総省は国防授権法に従って同グループが関連リストに掲載されている旨を公表)。これに対して、『シャオミ』は、
弊社は常に合法かつ法規を順守した業務を行っており、事業所も同様である。
また、弊社のサービスと製品は民間、商業目的で使用されており、中国人民解放軍によって所有、管理されていない。関連もしていない
とし、合衆国での提訴に踏み切りました。
しかしながら、中国では技術の軍民両用(デュアル・ユース)は基本であり、軍の関係していない企業などありはしません。この提訴がどうなるのか、ぜひ注目ください。
(吉田ハンチング@dcp)