旧正月の連休で韓国関税庁の発表も止まっていたのですが、2021年02月15日、ようやく「21年02月01日〜02月10日輸出入現況」が出ました。
韓国にとって非常に良い結果と、韓国メディアでは「輸出が69.1%増加!」などの見出しが踊っています。関税庁のデータは以下になります。
2021年02月01日~10日
輸出額:179億5,300万ドル
(前年同期比:69.1%増加/73億4,000万ドル増加)
輸出額:179億5,300万ドル
(前年同期比:69.1%増加/73億4,000万ドル増加)
輸入額:204億1,200万ドル
(前年同期比:71.9%増加/85億4,000万ドル増加)
貿易収支(輸出 – 輸入):-24億5,900万ドル
輸出入は確かに著しく増加しています。これは喜ばしいことかもしれません。
しかし、肝心の貿易収支(輸出 – 輸入)は赤字です。もう何度でも言いますが、韓国は貿易1本で食べている国なので、貿易収支が黒字にならないと国が立ちゆかないのです。
ですから「わーい」と手放しで喜べる結果ではありません。ただ、輸入が回復してきたこと注目に値します。
また、02月01~10日は、ちょうど旧正月前(11、12日が祝日でした)の期間。駆け込みの輸出入があったことも考慮に入れなければなりません。
ですので、次の02月11~20日の輸出入のデータを待ちたいですね。
(吉田ハンチング@dcp)