もう何度だっていいますが、アメリカ合衆国と中国の対決はイデオロギーの戦いなので収まるわけがないのです。ですから誰が何を言って糊塗しようがこれは新冷戦です。
トランプ大統領時代はまだ経済面が主戦場だったので戦争にはなりませんでしたが(まだしも妥協があり得る)、正面切って人権・領土問題を取り上げるようになりましたので全面対決しかあり得ません。
このことはアラスカで行われていた米中会談でより鮮明になりました。これにより中国の株式市場は揺さぶられ、株価が墜落しています。
上海総合と香港ハンセンは以下のようになっています。
上海総合指数は「1.7%の下落」です。
香港ハンセンでは「1.4%の下落」となりました。
5%を超えてはいませんので暴落とはいえませんが、双方とも窓を開けての落下です。
合衆国では超党派で議員が中国に圧力をかける方向で動いていますし、中国共産党はそれこそ一歩も退けません。退いたら中国共産党の行動規範が崩れたことになるからです。
(柏ケミカル@dcp)