ゾンビ状態のまま漂流している韓国『双竜自動車』ですが、季節ごとの風物詩ともなっている監査法人による「監査意見の拒絶」が2021年03月23日、また起こりました。
ここまできて今さらですが、
継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況
で、企業が存続しえないのでは?というわけです。そんなことみんな知ってるよ、というところですが、法定管理(破綻処理)開始といわれる03月末までいよいよ残すところ1週間となりました。
『双竜自動車』はもう『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』の買収決断を待つしかできません。
先にご紹介したとおり、『HAAHオートモーティブ・ホールディングス』にたとえ本当に買収する気持ちがあったとしても、一度破綻してもらった方が債務も整理され、投資金額が少なくなってお得です。
しかし破綻すれば、これまで身を削って部品供給を行った中小企業、また50%の給与で耐えた従業員の皆さんがお金を回収できなくなること必至です。なにせお金が枯渇した企業ですので。
(吉田ハンチング@dcp)