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韓国「電子・通信」「自動車」で景況感が悪化!20ポイント急落

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韓国企業景況感に異変です。

韓国メディアでは、半導体関連・自動車が好調! 輸出も回復してきた!などといっていますが、『韓国経済研究院』が毎月調査公表している「企業の景況感」は以下のように推移しています。

2021年 BSI(企業景況感指数)総合
01月:91.7
02月:96.6
03月:109.2
04月:106.0

このBSI」は、売上高基準600大企業を対象に実施したアンケートを基にしており、100を上回ると景気について肯定的、下回ると否定的と判断します。

01・02月については否定的だったのが、03月に劇的に改善。しかし、04月の見通しでまた下落しています。

特に注目いただきたいのは、業種別に見た以下のデータです。

電子・通信装備:90.9(前月比:20.6Pointの下落
自動車:97.4(前月比:11.4Pointの下落

韓国メディアが称賛してきたその「半導体関連」「自動車」について景況感に急ブレーキがかかったのです。特に「電子・通信装備」は20ポイント超も下落しています。

「半導体」自体は好調なのですが、半導体が世界的に供給不足に陥っていますので、半導体が必須となる「電子・通信装備」、車載用半導体が必要な「自動車」が危なくなってきた、というわけです。

ちなみに車載用半導体の場合には、2021年第3四半期まで供給不足の影響が続くという指摘があり、そこまで韓国の自動車産業の業績は回復しない可能性が高まっています。

⇒参照・引用元:『韓国経済院』「04月の企業景気見通し」

(吉田ハンチング@dcp)

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