中国の投資会社『Image Frame Investment』が日本『楽天』に第三者割当の有償増資に応じ、「57,382,900株」×「1,145円」で「657億円」を振り込みました。
これで『Image Frame Investment』は『楽天』の株式を「3.65%」持つことになりました。『Image Frame Investment』の親会社は中国『騰訊控股(テンセント)』です。
では、『楽天』(2021年04月01日に社名変更して『楽天グループ株式会社』になっています)の株価推移を見てください。
03月12日に「有償増資」が公表されグッと上昇しました。12日は金曜でしたので、翌週の15日(月)にもさらに上昇。ところが、ここがテッペンで後は下落。
「15日の終値:1,545円」から「02日の終値:1,315円」まで約15%下落で、15日に開けた窓を埋めにいくか、というところまできています。
新株を引き受けた皆さんは、このまま下落されると困るでしょう。
市場は全ての情報を飲み込んで動く、と申します。『楽天』の今回の有償増資についての評価はこのくらいということではないしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)