外国人投資家は韓国株式を「882.4兆ウォン」保有!まだまだ売れる

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2021年05月14日、韓国の金融監督院から「2021年04月の外国人証券投資動向」という資料が公表されました。以下をご覧ください。

2021年 外国人投資家の株式市場での動向
01月:-2兆6,500億ウォン(約-2,571億円)
02月:-3兆2,430億ウォン(約-3,146億円)
03月:-3兆5,140億ウォン(約-3,409億円)
04月:+6,720億ウォン(約652億円)
累計:-8兆7,350億ウォン(約-8,473億円)

これは資金の純流入(流入 – 流出)を表していますので、外国人投資家は韓国株式市場で株式を8兆7,350億ウォンを売り越したことを意味しています。つまりその分韓国株式市場から資金を抜いたわけです。

また、これだけ売れば外国人投資家の保有する株式もずいぶん減少したのかと思うでしょうが、金融監督院のデータによれば、04月末時点で外国人投資家は、

保有金額(時価総額):822兆4,160億ウォン(約79兆7,744億円)
(韓国株式市場の30.8%

を持っています。つまり、まだまだ売れる玉があるということです。また空売りも一部ですが解禁されましたので、セルコリア(韓国売り)は続くかもしれません

外国人投資家は05月になって猛烈に売り出した!

上掲のとおり、外国人投資家は04月だけ「+」と、韓国株式市場に資金を投入しています。

これで外国人投資家が韓国株式市場に資金投入する側に回ったかというと全然そんなことはなくて、以下のように2021年05月10~14日だけで6兆3,358億ウォン(約6,146億円)も売り越しています。

もちろん外国人投資家がここから猛烈に買い越してプラス(韓国株式市場に資金流入)となる可能性もありますが……。

05月も残り2週間余り。外国人投資家の動向にぜひご注目ください。

⇒参照・引用元:『韓国 金融監督院』公式サイト「2021年04月の外国人証券投資動向」

(吉田ハンチング@dcp)

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