中国共産党当局は中国から暗号資産の取引を行わせないために次々と手を打っています。2021年06月20日、四川省で90%のマインニングファームがシャットダウンされるなど、世界最大のマイニング国家・中国からマイニングの火が消されようとしています。
しかし、商魂たくましい中国の皆さんはただ引き下がったりはしないのです。
中国のマイニングマシンメーカー『嘉楠(Canaan)』は、2021年06月21日(つまり四川省シャットダウンの翌日)、カザフスタンでマイニング事業を開始したと発表しました。
また、中国共産党の規制要件からガラをかわすため、マイニング事業のための新事業体をシンガポールに設立しました。
ちなみに、この『Canaan』はアメリカ合衆国のNASDAQ市場に上場しています(以下チャートは『Investing.com』より引用)。
中国共産党の規制を回避し、なんとか生き残ろうという同社の諦めない姿勢は決して嫌いになれません。諦めたらそこで試合終了です。
(松田ステンレス@dcp)