韓国の家計は借金返済で圧迫されている!世界第5位に浮上

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韓国メディアは時に非常に自虐的な記事を出しますが、これもまたその一つの例かもしれません。2021年06月27日、『毎日経済』は「韓国は所得より家計負債が早く増えた…先進国の中で最高」という記事を出しました。

何度もご紹介しているとおり、韓国の家庭は急速に債務(返済しなければならない借金)を拡大しています。しかし、金額だけでは家計がどのように圧迫されているかについては計りかねます。

そこでこの記事では「DSR」という指標に注目していますので、まず「DSR」について先にご紹介します。至極簡単にやっつけますので、ほんの少しお付き合いださい。

ご存じの方は以下の段落を飛ばしてください。

「DSR」とは?

DSR」は「総負債元利金償還比率」と訳されますが、簡単にいえば、「所得のうち何%が借金の返済に回っているのか」を示すINDEXです。

1年で支払う債務の元本と利息 / 年間所得 × 100(%)= DSR

で求めます。年間所得の何パーセントが「元本と利子の支払い」に回っているのかを計算しているわけです。

つまり、DSRが50%なら、所得の半分が借金返済に回っていることになります。

韓国のDSRが急騰して世界ランキングも上昇!

で、韓国家計の平均DSRですが、2015年には「10.7%」でした。以下がランキングです。

2015年 DSRランキング
1位 オランダ……17.8%
2位 デンマーク……16.6%
3位 オーストラリア……15.0%
4位 ノルウェー……14.7%
5位 カナダ……12.5%
6位 スウェーデン……11.1%
7位 韓国……10.7%

以下は2020年のランキングです。

2020年 DSRランキング
1位 ノルウェー……14.9%
2位 オランダ……14.4%
3位 デンマーク……14.2%
4位 オーストラリア……13.6%
5位 韓国……13.0%
6位 カナダ……12.4%
7位 スウェーデン……12.2%

所得から借金返済に回すお金の比率が上昇し、世界第5位になりました。家計は明らかに苦しくなっています。『韓国銀行』がこれから金利を上げにかかるのですが、韓国の家庭を襲う衝撃は軽微で済むでしょうか。

(吉田ハンチング@dcp)

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