韓国は文在寅大統領の旗振りに従って「クリーンエネルギー政策」に猛進しています。
2020年11月24日、デンマークの電力大手『Orsted(オーステッド)』は『韓国電力公社』など韓国国内企業と協力して、仁川の沖に洋上風力発電施設を建造するプロジェクトを推進することを明らかにしました。潜在設備容量1.6GWという大きな電力を得ることができる「アジア・太平洋地域最大の洋上風力発電団地」を造るというビッグな企画です。
本件を報じた韓国メディア『毎日経済』のコラム記事によると、
(前略)
位置は、仁川(インチョン)徳積島から西に約20㎞離れた地域で、海に建てられる風力発電機の数は100~140基に達する見込みである。投資金額だけで約8兆ウォン。建設過程で発生する仕事が数千個と予想されるだけでなく、地域経済への影響も大きいと、オステッドの発表は韓国内で話題になった。
(後略)⇒参照・引用元:『毎日経済』「【Biz times]仁川に亞太最大の海上風力発電団地完成時……自動車190万台が吹き飛ばすCO2削減効果」
とのこと。仁川(インチョン)徳積島から西に約20㎞というと以下になります。
すでに、電線を納入したい『LS電線』、鋼材を納入したい『ポスコ』『現代スチール』などの韓国国内企業が手ぐすね引いて待っているとのこと。
この洋上風力発電団地が完成すると、減らせる二酸化炭素の量は「190万台の自動車が路上から消えるのと同じ効果がある」とのこと。クリーンエネルギー1点がけですが、大丈夫でしょうか。「韓国はそもそも日照量が少なく風も少ない」という話が出ていたはずなのですが……。
韓国政府が行け行けどんどんですので、お手並み拝見です。
(柏ケミカル@dcp)