韓国『現代自動車』は「車両が火災を起こす問題」から逃れられないようです。
2020年01月10日、韓国メディア『亜州経済(韓国版)』にSUV「ツーソン(TUCSON)」が、アメリカ合衆国で「ABS(アンチロック・ブレーキシステム)の障害で火災を起こす可能性がある」として47万1,000台が追加リコールになったと報じました。
「追加」というのは、実は2020年09月に一度リコールになっているからです(約18万台)。
リコール対象
2015年5月19日~2020年11月16日に韓国で製造された車両
2015年5月19日~2020年11月16日に韓国で製造された車両
で、『USA Today』紙などによれば、「ABS用に搭載されたマザーボードが誤動作でショートを引き起こし、これが火災につながる可能性がある」とのこと。また、『現代自動車』は、修理が終わるまで同車を屋外に駐車した方がいいとオーナーに通知しているようです。
2020年に『現代自動車』は「品質引当金」を積み、2020年第3四半期を赤字にしました。今期もけっこうな引当金を積んでおいた方がいいのかもしれません。
PHOTO(C)『現代自動車』
(吉田ハンチング@dcp)