『IMF』が韓国の経済成長率を「また下方修正」

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↑今回の副題は「A Rocky Recovery」(不安定な回復)です

2023年04月11日、『IMF』(International Monetary Fundの略:国際通貨基金)が「World Economic Outlook」(世界経済見通し)を公表しました。

韓国メディアではさっそくこれを基に「また『IMF』が韓国の経済成長率の見通しを下げた」と報道を出しています。

韓国個別の経済成長率の予測を見たければ、(フルのPDF資料で)最初の方にはありません。韓国は一応先進国(Advanced Economies)には分類されていますが、あくまでも「Other Advanced Economies」(その他の先進国)にいっしょくたになっています。

先進国として個別に名前が挙がっているのは、合衆国、ユーロエリアでドイツ・フランス・イタリア・スペイン、日本、イギリス、カナダだけです。

かつてはこの中に韓国も入っていたのですが、理由は分からないのですが、『IMF』は韓国をここに入れるのをやめました。

それはともかく、今回の発表では韓国の2023年の経済成長率の予測は以下のようになっています。

今回の予測は「1.5%」ですが、01月時点での予測が1.7%でしたから、また「0.2%」下げました

01月のWEOではそれまでの「2.0%」から「1.7%」に下方修正した。

韓国メディアが嘆き節の記事を出すのを分からないでもないですが、そもそも世界経済全体の見通しを「経済成長率:2.8%」に0.1%下方修正しているので、下がるのは仕方ないことです。

日本は01月の予測から0.5%も下方修正されたのですが、こちらは眼中にないご様子です。

(吉田ハンチング@dcp)

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