韓国の次期大統領選挙の前哨戦が熱くなってきました。
2021年06月29日に出馬宣言を行った尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長がよほど目障りなのか、現政権与党『共に民主党』の各候補から尹さんへの当たりが厳しくなっています。
しかし、「尹さんの支持率が、与党所属で大統領候補ナンバーワンといわれる李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事を2カ月ぶりに抜いた」というデータが韓国ギャラップから出ました。
2カ月ぶりというのは、04月07日に行われて『共に民主党』が惨敗したソウル・釜山市長選挙直後に出たデータ以来ということです。
以下はギャラップの調査データを基に李知事と尹さんの支持率の推移を抜き出してグラフ化したものです(単位はパーセント)。
データ出典:『韓国ギャラップ』公式サイト「ギャラップリポート」
上記のとおり、市長選直後は尹さんの支持率が李知事の上にありました。しかし、以降は
李知事が尹さんを上回り、ここまできていたのですが、29日の出馬宣言が効いたようで逆転したのです。
ただ、差はあってなきがごとくのわずかです。
『共に民主党』が候補者を6人に絞るカットオフ予備選を07月11日に行います。まず、ここにご注目ください。
(松田ステンレス@dcp)