先にご紹介したとおり、世界的に船便がひっ迫した状況となっています。コンテナ船が中国に集中する状況となっており、輸出一本で食べている韓国は製品を外国に運ぶ足を確保できず困った状況です。
韓国は何かというと「大乱」を付ける国ですが、この状況を韓国メディアは「海運大乱」と書いています。
韓国海運最大手『HMM』(Hyundai Merchant Marine)は、2021年07月18日、国企業を支援するために臨時にコンテナ船を追加で1隻投入することを明らかにしました。07月だけでのべ7隻(アメリカ合衆国の西海岸・東海岸・ロシア)を追加投入しています。手薄になっていますが、重要な欧州便にもできる限り手を打つとのこと。
韓国内企業にとっては助けになりますが、ただ1社でできることはやはり限られていますので、どこまで回復できるかは未知数です。
(吉田ハンチング@dcp)