11月27日、ワシントン・ポスト紙のインタビューの応えた合衆国・トランプ大統領は、FRBのパウエル議長を「まったく満足していない」と評しました。もともとトランプ大統領は、利上げを行うFRBについて苦々しく思っている風を隠そうともしてきませんでしたが、その思いは今も続いているようです。
トランプ大統領がFRBを足蹴にするのは、利上げの決定を行いドル高に誘導していると考えているからですが、FRBの利上げ判断は極めて妥当と考えられています。トランプ大統領は、インフレ傾向だというのに利下げを希望した頭のおかしいどこかの大統領に組みしたいようです。また、トランプ大統領は先にGM(ゼネラル・モーターズ)が大規模なリストラを発表した件までも利上げのせいだと考えているとのこと。
トランプ大統領によれば、金融政策には独自の勘が働くのだそうです。
やれやれですな。
(柏ケミカル@dcp)