小ネタかもしれませんが、急転直下なのでご紹介します。
タイトルを修正および加筆いたします。
この南北の通信ラインは、日々09:00に「通話開始」、17:00に「通話閉鎖」を告げて通信を確保するものですが、本日2021年08月10日、17:00の「通話閉鎖」の通話に北朝鮮側が応じず、不通のママになっているとのこと。
つまり電話に出ないのです。
<<以下は元記事ママ>>
2021年08月10日16:00、07月27日10:00に回復された南北通信ラインが不通になった、という報道が韓国メディアに出ました。
本日から米韓軍事演習(10-13日:危機管理参謀訓練/16-26日:統合指揮訓練)が始まっており、これに対して、北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が『朝鮮中央通信』を通じて「アメリカ合衆国と南朝鮮がついに情勢の不安定性を促進させる合同軍事演習を開始した」とし「南朝鮮当局者の裏切り的処置に強い遺憾を表する」という談話を出していました。
談話に対応して、北朝鮮側から連絡ラインを遮断したものと推測されます(以下は本日公開された談話)。
金与正朝鮮労働党中央委員会副部長の談話
内外の一様な糾弾と排撃もかかわらず、アメリカ合衆国と南朝鮮軍はついに情勢の不安定性をさらに促進させる合同軍事演習を開始した。
10日から13日までの「危機管理参謀訓練」と、16日から26日までの「連合指揮所訓練」に分かれて行われる今回の合同軍事演習は、私たちの国を力で圧殺しようとする米国の対朝鮮敵視政策の最も集中的な表現であり、我々人民の安全を脅かして朝鮮半島の情勢をより危険にさらす作る決して歓迎できない。
必ず代価を払うことになる自滅的な行動である。
度重なる私たちの警告を無視して強行する合衆国と南朝鮮側の危険戦争演習は、必ず自らをさらに厳重なセキュリティー上の問題に直面させるだろう。
演習の規模に関わらず、どのような形式で行われようとも、私たちへの先制打撃を骨子とする作戦計画の実行準備をより完備するための戦争デモンストレーション、核戦争予備練習であり、今回の合同軍事演習には侵略的性格がある。
毎年03月と08月には、合衆国と南朝鮮の戦争の狂気のために、朝鮮半島とその周辺地域の軍事的緊張と衝突の危険が誘発されている。
朝鮮半島の情勢の発展に国際的焦点が集中している今のような鋭敏な時に侵略戦争演習を必死強行する合衆国こそ、地域の平和と安定を破壊する張本人であり、現在の合衆国政府が騒ぐ「外交的関与」と「前提条件ない会話」とは、彼らの侵略本音を覆い隠すための偽善に過ぎない。
(後略)⇒参照・引用元:『朝鮮中央通信』「金与正朝鮮労働党中央委員会副部長の談話」
「演習の規模に関わらず、どのような形式で行われようとも」と書いていますので、どのように規模を縮小しようとも、実施すれば北朝鮮を怒らせることに変わりなかったようです。
せっかく回復した南北の通信ラインはわずか2週間で再び閉じられたことになります。
これで、韓国文在寅大統領が熱望する「南北首脳会談」はおじゃんになったかもしれません。
(吉田ハンチング@dcp)