韓国は2020年に人口が自然減少フェーズに入り、その勢いは増速しています。
2021年08月25日、韓国の統計庁から06月時点での人口動態の調査データが出ました。以下をご覧ください。
2021年06月
出生数:21,526人
死亡数:24,391人
自然増減:-2,865人婚姻数:16,235件(5.5%減少)
離婚数:8,741件(0.4%減少)
上掲グラフのように、2021年に入ってからも常に亡くなった方の数の方が生まれてくる人の数より多く、つまり人口は減少を続けています。
月次の人口減少は20カ月連続です。恐らく、よほどのことがない限りこの連続記録は続いていくでしょう。
さらに、昨年、2020年初頭では、毎月の人口減少は1,500人ほどだったのですが、これがほぼ倍近くになっています(05月は3,519人の減少/06月は2,865人の減少)。
つまり、韓国の人口減少スピードは増速しています。
2021年01~06月で累計「1万5,691人」減少しました。恐ろしいとは思われませんか? わずか6カ月で1.5万人いなくなったのです。
Money1では何度もご紹介していますが、韓国は日本などよりもはるかに早く老いていく国なのです。
韓国ではすでに生産人口はピークアウトしており、これはすなわち国力が弱ってきていることを示しています。また、人口減少のスピードが上がっていますので「まだ大丈夫」と考えるのは危険です。
韓国は自身で思っているよりもずっと早く経済の足腰が弱り、それが目に見える形になる可能性があります。
(吉田ハンチング@dcp)