小ネタかもしれませんが面白い話ですのでご紹介します。
なぜか韓国では、アメリカ合衆国『Apple(アップル)』が開発している自律走行可能な電気自動車に韓国企業が関わる――と期待されています。
『現代自動車』の話がぽしゃったのは先にご紹介したとおりですが、今度は部品サプライヤーとして『LGグループ』の名前が「有力」と取りざたされています。これも台湾メディアが報じたから、というのがその根拠なのですが、なぜか期待が先行して盛り上がっているのです。
例えば、2021年09月12日『ソウル新聞』にこの件の記事が出ました。
(前略)
LG製のバッテリーを搭載した電気自動車の相次ぐリコール措置で体面が傷ついた『LGグループ』が、『アップル』とのコラボレーションを実現させ、電気自動車市場での存在感を誇示することができるかに関心が集まっている。「アップルカー」は早ければ2024年に姿を表わす予定だ。
(後略)
期待されているところを大変に申し訳ないのですが、『LGグループ』は分社化した『LGエネルギーソリューション』が電気自動車火災の原因となったバッテリーの製造し、世界的に注目されています。
『GM』から多額の賠償金(リコール費用の分担)を求められるのは火を見るよりも明らかです。
もちろん他に化学製品を開発・製造していますが、ともあれ『Apple』がバッテリーの提供を求めるとはとても考えられないのですが……。
なぜか「韓国企業とのコラボするはず」となっている「アップルカー」が果たしてどのようなサプライチェーンの基に製造されるのか、要注目です。
(吉田ハンチング@dcp)