小ネタかもしれませんがご紹介します。誠に申し訳ありません。
何度もご紹介しているとおり、韓国政府与党『共に民主党』の統一大統領候補である李在明（イ・ジェミョン）さんは経済政策について独自の見解をお持ちです。
2021年12月09日の韓国メディア『ソウル経済』のインタビューで見逃せない発言をされていますので、ご紹介します。記事から一部を以下に引用します。
（前略）
李在明（イ・ジェミョン）『共に民主党』大統領候補は、『ソウル経済』とのインタビューで資本市場に対する自分の見解を大いに披露した。個人投資家として25年の投資経験を誇る李候補は、大統領選挙としては異例なことに株式専門YouTubeに出演して話題にもなった。
彼は、韓国株式市場が低評価された理由について市場の不透明性をまず挙げた。
李候補は「株価操作が行われ、数千・数万人が被害になると（犯罪者たちは）遠ざかり（一般人は）ただ投資をしなくなる」とし「株価操作やファンド詐欺など市場不透明性を招く不正行為を徹底に取り締まれば、株価指数は5,000まであっという間に上がるだろう」と話した。
モーガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル（MSCI）先進国指数への編入などを通じて、コリア・ディスカウントを克服することも強調した。
李候補はこれまで「空売り制度を廃止する場合、我々はMSCI先進国指数に編入されない」と主張してきた。
（後略）
李在明（イ・ジェミョン）さんは自身も25年の投資経験があるとのこと。道理で大庄洞（テジャンドン）事案でも投資の見返りという……いえ、なんでもありません。
しかし「KOSPI（韓国総合株価指数）は5,000までいける」という発言には驚きます。
ベーシック・インカムを推進し、永久国債をどんどん発行しようという考えの大統領の施政下、KOSPIがどんどん上がって「5,000」までいくのか、はなはだ疑問ですが、李さんは自信に満ち満ちています。
「Knight 2000」というとあり得そうな夢のスーパーカーでしたが、「KOSPI 5000」というと決して手の届かない蜃気楼のように感じるのはなぜでしょうか。
(吉田ハンチング＠ｄｃｐ)
