株式市場に多大な影響を与えるアメリカ合衆国と中国の通商協議ですが、04月10日ムニューシン財務長官はCNBCの取材に対して「われわれは執行の仕組みでほぼ合意した」と答えています。また、協定を順守するかどうかを監視するための「執行機関を米中双方で設立することに合意」したとのこと。
中国側の報道によれば、
・技術移転
・知的財産権保護
・非関税障壁
・サービス
・農業
・貿易収支
・条件執行
の争点を網羅した通商協定文書について話し合いが進んでいるとしています。
ただし本当に決着するのか、また中国がその協定をきちんと順守するのかは蓋を開けてみないと分かりません。トランプ大統領と習近平首席の会談がセッティングされるまでは余談を許さない状況といっていいよいでしょう。
(柏ケミカル@dcp)