2022年04月27日、韓国統計庁から「2022年2月 人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」が公表されました。
読者の皆さまもご存じのとおり、韓国は2020年に人口の自然現象フェーズに入りました。
それだけではなく、合計特殊出生率※が2020年「0.84」、2021年「0.81」と世界一の低さを更新し続けています。
つまり、女性が一生で生む子供の数が最も少ない国が韓国で、しかもその数が年々減っているのです。これでは「世界で最も速く消滅する国」といわれても仕方ありません。
その分高齢化も急速に進行しており、韓国は日本などよりずっと速く老いています。
2022年04月27日、韓国の統計庁から「2022年2月 人口動向(出生、死亡、婚姻、離婚)」が公表されました。以下をご覧ください。
出生数は青の線。死亡数がオレンジの線。ですからこの二つの線の差が人口の自然増減になるわけです。青の線が常にオレンジの線の下にあり、また二つの線の差は右に向かって大きくなっていることにご注目ください。つまり、人口の減少数が大きくなっていることを意味しています。まごうことなきワニの口です。2022年02月
出生数:2万654人
死亡数:2万9,189人
人口増減:-8,535人
01月は出生数が急激に上がったのですが、02月はまた下げました。死亡数が出生数を大きく上回るという傾向は継続されています。
月次の人口増減の推移は以下のようになります。
2021年09月までは、ひと月の人口減少は「3,000人台」で済んでいたのですが、12月には「1万4,550人」を記録。当月は「8,535人の減少」です。
韓国の人口減少速度は速くなってきているのです。
※合計特殊出生率は「女性一人が15歳から49歳までに出産する子供の数の平均」です。
(吉田ハンチング@dcp)