2022年05月21日、訪韓したアメリカ合衆国のバイデン大統領と文在寅前大統領が電話で話をしました。18:52から約10分間の会話だった――と韓国メディアに記事が出ました。
本件を報じた『ソウル経済』の記事から以下に一部を引用します。
(前略)
文在寅政府で大統領府国政状況室長を務めたユン・クニョン『共に民主党』議員は、この日通話に関連して、バイデン大統領が文前大統領に向かって「『良い友達』とした」と伝えた。文前大統領も「最初の訪韓を歓迎する。退任して直接お会いできなかったのは残念だが、通話ができて感謝している」と答えた。
1年前、合衆国ホワイトハウスで開かれた米韓首脳会談を回想したバイデン大統領は「米韓同盟強化に歴史的な土台を作ったことをいい思い出だ」と伝えた。それと共に「韓米同盟強化のために努力してくれた文前大統領に感謝する」と話した。
文前大統領も「韓国をアジア初の訪問地としたことに感謝を表し、これは米韓同盟の結束を示すもの」と述べた。
特に文前大統領は「尹錫悦大統領とバイデン大統領間の初の米韓首脳会談を成功裏に終えたことを祝う」とし「私たち二人が築いた米韓同盟の土台の上に米韓関係がさらに発展していくことを期待する」と伝えた。
バイデン大統領が「ウクライナ事態に対する韓国の対応が国際社会の結束力を高めるのに寄与した」と感謝を表わすと、文前大統領は「民主主義国家として当然するべき義務」と答えた。
文前大統領とバイデン大統領は互いに内外の格別な安否を交換したりもしたと伝えられた。
(後略)
ユン・クニョン『共に民主党』議員からの伝聞の記事ですが、実際に2人が会うことはなかったものの、電話での通話はあった――とのこと(記事には私邸でバイデン大統領と通話する文前大統領の写真が掲載されています)。これで『共に民主党』、また文前大統領の面目も立ったのではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)