Money1では連日KOSPI(韓国総合株価指数)の状況をご紹介していますが、上掲のとおり、2022年06月17日、KOSPIは2022年最安値を更新(チャートは『Investing.com』より引用:以下同)。
「2,440.93」で締まりました。
KOSPIが最安値なので当然のことなのですが、韓国の国民株といわれる『サムスン電子』の株式も大変に下落しています。
まず、以下の日足チャートをご覧ください。日足なのでローソク足1本が1日の値動きを示します。
『サムスン電子』株式は「5万9,800ウォン」で締まっています。6万ウォンを割りました。
直近の10日間の下落は特にすさまじく、06月06日の「6万6,800ウォン」から「17日:5万9,800ウォン」まで「10.5%」も下がりました。まごうことなき暴落です。
このわずか10日間で、なんと「41兆7,900億ウォン」の時価総額が蒸発したことになります。
年初来のリターンは「-23.6%」となっており、『サムスン電子』に張った投資家はまさに大損を抱えている格好です。
同じ日足のママで時間軸を引いてみると以下のようになります。
コロナ禍の天底からの上昇、さらに天井からの下落は上掲のとおりです。どこまで下落するのかが見物になっています。
次週のプライスアクションにご期待ください。
(吉田ハンチング@dcp)