韓国の造船会社Big3の一つ『大宇造船海洋』の第2四半期の業績が公示されましたのでご紹介します。
結論からいえば、予測どおりやっぱり赤字でした。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2022年第2四半期
総売上:1兆1,840.5億ウォン
営業利益:-995.1億ウォン
当期純利益:-1,760.8億ウォン2022年上半期
総売上:2兆4,295.1億ウォン
営業利益:-5,696.1億ウォン
当期純利益:-6,678.8億ウォン
2022年の営業利益は「-995.1億ウォン」ですが、前年同期が「1兆74.5億ウォン」という無茶苦茶な大赤字だったので、それよりはずいぶんマシになりました。
また、上期の当期純利益で見ても、2021年は「-1兆2,469.4億ウォン」でしたが、2022年は「-6,678.8億ウォン」と大幅に赤字をセーブしています。
2020年終わりからの受注ラッシュが奏功しているのかもしれません。ただし、『大宇造船海洋』には以下の先記事でご紹介した、日本『INPEX』から損害賠償請求されている件があります。
韓国造船Big3は全社赤字でした
これで韓国造船Big3の2022年上半期の業績が全部出そろいました。あらためて3社の上半期業績を並べてみると以下のようになります。
●『サムスン重工業』
総売上:2兆9,099.9億ウォン
営業利益:-3,506.5億ウォン
当期純利益:-1,429.9億ウォン●『韓国造船海洋』
総売上:8兆963.3億ウォン
営業利益:-6,614.8億ウォン
当期純利益:-3,987.6億ウォン●『大宇造船海洋』
総売上:2兆4,295.1億ウォン
営業利益:-5,696.1億ウォン
当期純利益:-6,678.8億ウォン
というわけで、2022年上半期も韓国造船会社の赤字沼は続いています。
(吉田ハンチング@dcp)