韓国は大変な国だなあ、という話です。大統領を辞めても「で、ナンボ持ってんねん」と追いかけられるのです。
韓国メディア『NEWSIS』に興味深い記事が出ていますので、記事の一部を以下に引用します。
25日、政府公職者倫理委員会が発表した高位公職者財産公開資料によると、文前大統領の総資産は25億6,346万ウォンだ。
(後略)⇒参照・引用元:『NEWSIS』「[尹정부 첫 재산공개]문 前대통령 재산 3억원 늘어난 25억원…채무 30억원」
文在寅前大統領の資産が25億6,346万ウォン(約2億5,635円)となったとのこと。
大統領となった方の資産としては少ないのではないでしょうか。財産のほとんどは私邸などの住宅建物とのことで、
(約3億5,824万円)
駐車場・道路などの土地:4億1,651億ウォン
(約4,165万円)
計39億9,893万ウォン(約3億9,989万円)
となっています。
円建てにするとざっくり4億円です。豪邸にお住まいですね。
しかし、債務の方も増加しているようです。記事では以下のように書いています。
しかし債務が16億8,104万ウォン(約1億6,810万円)から30億3,235万ウォン(約3億324万円)に増えた。
⇒参照・引用元:『NEWSIS』「[尹정부 첫 재산공개]문 前대통령 재산 3억원 늘어난 25억원…채무 30억원」
債務がほぼ倍に増えています。なぜこんなに債務が増えたのかをが知りたいところですが、『NEWSIS』の記事には書いてありません。
ただ、債務の中には、第19代大選挙の際に組成した「文在寅ファンド」1億9,235万ウォン(約1,924万円)が入っているとのこと。
大統領選挙用として、自分の名前を冠したファンドを作ってお金を集めたのはいいけれども、それは自分で返済しないといけないようです。つらい話ですね。
ちなみに預金はご夫婦で以下のようにあるそうです。
金正淑預金額:3億5,823万ウォン(約3,582万円)
(文さんの奥様)
計:15億5,994万ウォン(約1億5,599万円)
また、クルマは「2021年式キャスパー」が1,590万ウォン(約159万円)、既に所有していた「2010年式ソレント」が623万ウォン(約62万円)と報告されたとのこと。
「キャスパー」といえば、先にご紹介したとおり、エアコンと後部ガラス熱線を同時にオンにすると「前後に振動する」とクレームが出ている珍自動車です(以下記事参照)。
文在寅前大統領の引退して初の資産公開についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。こういう報告を行わなければいけないのですから、韓国の高位公職者も大変ですね。
(吉田ハンチング@dcp)