韓国『起亜自動車』エンジンの欠陥で純利益が「60%減少」

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「シータ2 GDiエンジンの欠陥」によって巨額の品質引当金を積むことになった韓国『起亜自動車』。

「2022年第3四半期」の業績が公示されましたので、ご紹介します。

以下が『DART』に公示された結果です。

2022年第3四半期
総売上:23兆1,616億4,800万ドル+30.5%
営業利益:7,682億3,200万ドル-42.1%
当期純利益:4,588億9,500万ドル-59.6%

2022年累積
総売上:63兆3,948億6,800万ドル+20.4%
営業利益:4兆6,067億7,500万ドル+18.5%
当期純利益:3兆3,724億4,400万ドル-4.0%

( )は対前年同期比の増減

『韓国金融監督院 公示システムDART』公式サイト

2022年第3四半期は増収減益です。上記のとおりエンジン欠陥による。品質引当金を積んだため、当期純利益は対前年同期比で「-59.6%」。純益が6割も減少しました。

グループ企業『現代自動車』と同傾向の結果で(以下の先記事をご参照ください)、景気の悪化によってこの先どこまで販売台数が減少するかが注目ポイントです。

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『現代自動車』『起亜自動車』共に第3四半期には過去最高の営業利益を出すとも予測されていたのですが、残念な結果となりました。しかし、特損は特益が出そうなときに」という言葉があります。最高利益が出そうなので、ここで引当金を積んだという見方もできます。

「ンジンの欠陥による集団訴訟を落着させるために「消費者補償金を660億ウォン、469万台について生涯保証・修理」というスゴイ約束をしていたのは2019年のこと。

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「独自開発」と誇ったエンジンが、韓国を代表する自動車メーカーの業績の足を引っ張る結果になったのは事実です。これは否定できません。

(吉田ハンチング@dcp)

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