「シータ2 GDiエンジンの欠陥」によって巨額の品質引当金を積むことになった韓国『起亜自動車』。
「2022年第3四半期」の業績が公示されましたので、ご紹介します。
以下が『DART』に公示された結果です。
2022年第3四半期
総売上:23兆1,616億4,800万ドル(+30.5%)
営業利益:7,682億3,200万ドル(-42.1%)
当期純利益:4,588億9,500万ドル(-59.6%)2022年累積
総売上:63兆3,948億6,800万ドル(+20.4%)
営業利益:4兆6,067億7,500万ドル(+18.5%)
当期純利益:3兆3,724億4,400万ドル(-4.0%)※( )は対前年同期比の増減
2022年第3四半期は増収減益です。上記のとおりエンジン欠陥による。品質引当金を積んだため、当期純利益は対前年同期比で「-59.6%」。純益が6割も減少しました。
グループ企業『現代自動車』と同傾向の結果で(以下の先記事をご参照ください)、景気の悪化によってこの先どこまで販売台数が減少するかが注目ポイントです。
韓国『現代自動車』営業利益が47.9%減少! 販売目標を31万台も削る
2022年10月24日、韓国『現代自動車』が2022年第3四半期の決算を公示しました。毎度おなじみですが『DART』からデータを以下に引用します。↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2022年第3四...
『現代自動車』『起亜自動車』共に第3四半期には過去最高の営業利益を出すとも予測されていたのですが、残念な結果となりました。しかし、特損は特益が出そうなときに」という言葉があります。最高利益が出そうなので、ここで引当金を積んだという見方もできます。
「ンジンの欠陥による集団訴訟を落着させるために「消費者補償金を660億ウォン、469万台について生涯保証・修理」というスゴイ約束をしていたのは2019年のこと。
韓国『現代・起亜』エンジンの欠陥で「3兆」積むハメになった! 業績下方修正は必至
2022年10月18日、韓国の『現代自動車』が非常に興味深い公示を出しました。以下をご覧ください。↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。2022年第3四半期の品質コスト当社は、2022年第3四半期の経...
「独自開発」と誇ったエンジンが、韓国を代表する自動車メーカーの業績の足を引っ張る結果になったのは事実です。これは否定できません。
(吉田ハンチング@dcp)