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韓国の大統領室「これが放送局の10の悪意だ」

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傍から見ていると「大人げないことこの上ない」かもしれないのですが、韓国・尹錫悦(ユン・ソギョル)政権とテレビ局『MBC』との戦いが激化しています。

大統領室「暴言に仕立てやがった許さん!」

事の起こりは、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が訪米した際に暴言を吐いたと『MBC』が報じたことです。結局、この暴言動画は尹大統領が本当は何といったかは不明のままです(大統領室からの釈明はでていますが)。

ただ、『MBC』がよく聞き取れない音声に対して、決め打ちで字幕を付けて「暴言」としたのは確かで、よく言って「勇み足」、邪推を込めて言えば「左派とつるんだ謀略の一環」です。

政府与党の『国民の力』(というか大統領室などの旗本)は、後者と考えているようで、大統領室は『MBC』について「外遊の際に『MBC』取材陣は大統領専用機に乗せてやらん」としました。

当然、『MBC』は猛反発。大統領室は、この措置について「『MBC』の悪意ある報道姿勢が問題だ」としました。腹の虫が収まらない『MBC』記者は、出勤途中の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領に対して「何が悪意だというのか」と食って掛かる始末。

この『MBC』に答えるべく、2022年11月18日、第20代大統領室がプレスリリースを出しました。これが『MBC』の10の悪意だ――という文書です(笑)。

これが「『MBC』の10の悪意」だ

以下をご覧ください。


↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください。

本日(11.18)午前、大統領の出勤途上で「何が悪意的か」と聞いた『MBC』記者の質問に答えます。

1.音声の専門家も確認しにくい言葉を字幕にして際限なく繰り返しました。これは悪意です。

2.大統領が発言しなかった言葉、国会の前にアメリカという言葉を括弧の中に入れて提示し、まるで合衆国議会に向かって卑劣語を言ったかのように、韓国国民だけでなく全世界を相手に偽の放送をしました。これは悪意です。

3.『MBC』合衆国特派員が偽ニュースに基づいてホワイトハウスと国務省に意見表明を要求しました。それと共に、大統領がまるでFワードを言ったかのように既定事実化し、米韓同盟を露骨に離間しました。これは悪意です。

4.当時、合衆国国務省は「韓国と私たちの関係は揺るぎないものである」と返信したが、『MBC』はこれを報道しなかった。返信を報道しないで、なぜ質問をしたのですか? これは悪意です。

5.このような問題があるにもかかわらず、『MBC』は「いかなる解釈や価値判断もせずに発言内容をそのまま伝えた」とまた嘘をつきました。これは悪意です。

6.公営放送『MBC』は、偽ニュースを報じた経緯を把握しないで、「他のメディアも偽ニュースを出したのに、なぜ私たちにのみ責任を問うのか」と無責任な態度で一貫しました。これは悪意です。

7.公共放送『MBC』に責任ある回答を求めましたが、今まで謝罪はおろか何の回答さえもしていません。これは悪意です。

8.『MBC』の各種時事教養プログラムは、大統領夫妻と政府批判に血眼になっています。その過程で代役(再現映像を俳優を使って作成した:引用者注)を使ってもそれを表示すらしませんでした。これは悪意です。

9.『MBC』の偽ニュースは無限です。狂牛病怪談操作放送をはじめ、曹国(チョ・グク)守護集会「100万人」虚偽の報道に続き、最近も月城原発で放射能汚染水、洛東江水道水で細菌が検出されたなど、国民を不安に駆り立てる内容を報道したが、全て偽ニュースでした。それでも悪意はありませんか。

10.なぜこのような問題が繰り返されるのか公共放送として精査するより「何が悪意的だ」と声を荒げます。これは悪意のあるものです。

⇒参照・引用元:『韓国 第20代大統領室』公式サイト「」

こうして並ぶと、「『MBC』なんか大統領専用機に乗せてやらん」と言い出すのもむべなるかな――ですが、一方で「言論の自由を制限するものだ」というマスコミからの反発の声も上がっています。

左派新聞『ハンギョレ』は、『MBC』に連帯を示すつもりでしょうか「『MBC』が許可されないなら我々の大統領専用機には乗らない」などと声を上げていました。大統領室からすると「勝手にすれば」でしょう。あるいは「ああ乗るな乗るな、せいせいすらぁ」かもしれません。

(吉田ハンチング@dcp)

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