いよいよ2022年も最後の月になりました。読者の皆さんの中にも「年末年始は久しぶりに海外で過ごそう!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
韓国でも同様で、ここにきて海外旅行に出かけようという人が急増しています。しかも日本人気が大いに高まっています。
韓国メディア『ソウル経済』に「円安を味わおう」という記事が出ており、同記事では『Gマーケット』のデータを基にし「海外航空券」の予約販売状況を伝えています。
これによると、コロナ前の2019年の同期と比較して「販売数が急増した航空券」のTop10は以下のようになっています(予約販売数の増加率に着目したランキング)。
第1位 大阪……366%
第2位 札幌……305%
第3位 福岡……242%
第4位 東京……210%
第5位 沖縄……109%第6位:ボホール島(フィリピン)
第7位:名古屋
第8位:チェンマイ
第9位:バンコク
第10位:モルジブ※直近1カ月基準(10月28日~11月27日)と2019年同期比での海外航空券販売増加率
2019年同期と比較して異常なほどの増加ですが、2019年07月には日本の対韓国輸出強化があって、韓国では「NoJapan運動」が起こりました。この運動による日本渡航減少が記録されましたので、その分は割り引いて考えないといけないでしょう。
韓国メディアでよく登場する「基底効果」というやつが含まれているわけです。
しかし、日本旅行はコロナ禍直前を上回る水準で人気が急騰していることは確かです。
また、同記事によると「予約数基準でのランキング」は以下のようになっています。
第1位 大阪
第2位 東京
第3位 福岡
第4位 バンコク
第5位 ダナン
第6位 グアム
第7位 ニャチャン(ベトナム)
第8位 札幌
第9位 ハノイ
第10位 セブ(フィリピン)
予約数基準でも日本はTop3を占めています。どうも韓国の皆さんには、東京よりも大阪の方が人気のようです。
――というわけですので、年末には韓国から多くの皆さんが日本に来ていただけるようです。日本を楽しんでいただければいいですね。
(吉田ハンチング@dcp)