こういうのを「必至だな」というのでしょう。
2023年01月14日、韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が2023年初の外遊に出発しました。
↑01月14日、政府専用機でUAEに出発する尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領と金建希(キム・ゴンヒ)夫人/PHOTO(C)『第20代大統領室』
予定では、
01月14~17日:UAE
01月18~19日:ダボス会議出席
01月18~19日:ダボス会議出席
となっっています。
特筆すべきは、このUAE訪問に100社以上の韓国企業で構成された経済使節団が参加しているということです。
UAEは、韓国初の原子力発電所の輸出が成功した国※で、韓国はバラカ原発に次ぐセールスを狙っています。また兵器輸出も目論んでいます。
Money1でも先記事でご紹介しましたが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は「原発と防衛装備を抱き合わせで輸出することを推進」「私がセールスの先頭に立つ」と述べており、今回のUAE行きはこの言葉を実行に移した第1弾となるわけです。
何度もご紹介していますが、韓国のエラい人は「ワシが討って出る」なボス交渉が大好きです。尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領もその例外ではないようで、ムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤン大統領との国賓昼食会に臨みます。
この大統領同士の会談でいい成果が出るのかどうかお手並み拝見です。
※以降成功した国はまだありません。バラ原発輸出のドタバタについては毎度おなじみですが以下の記事を参照してください。
韓国の「原発輸出」にまつわるドタバタな話 「東芝の災難」「壁に亀裂」「密約アリ」etc
韓国では原子力発電所の輸出に力を注いできました。現在までのその唯一の成果は「UAEに原子炉4機を持つバラカ発電所を建設する」というものです。これはこれで立派なものですが、2009年12月27日、当時の韓国李明博大統領がUAEのナヒヤーン大統...
(吉田ハンチング@dcp)