2023年01月17日、韓国が純国産と主張し開発を進めている「KF-21 ポラメ」が初の音速飛行を達成しました。
↑音速突破の試験飛行を伝える『MBC』のニュース/YouTube「MBC」チャンネル。初号機の尾翼は白抜きで若鷹(ポラメ)の意匠。
韓国の防衛事業庁が公表したところによると、KF-21初号機は、空軍第3訓練飛行団(泗川市※)から離陸し、高度約4万フィートで飛行しながら15時15分に初めて音速を突破。無事帰還したとのこと。
※泗川市には、開発に当たっている『韓国航空宇宙産業』(略称「KAI」)の本社・工場があります。
飛行時間は、14時58分から15時54分の約1時間でした。
2022年07月に初飛行に成功したKF-21初号機は、これまでに80余回の飛行を行い、高度、速度など飛行領域を拡張している――とのこと。
↑YouTube「防衛装備庁」公式チャンネルに上がった「KF-21 ポラメ3号機」の初飛行(2023年01月05日に実施)動画。3号機の尾翼は4機のKF-21が飛行する様子の意匠となっています。
ともあれ、KF-21は順調に試験飛行を重ねている模様です。まあ完成しても……4.5世代戦闘機になるのですが。
(吉田ハンチング@dcp)