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韓国の核保有は「自分の足を撃つことだ」

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韓国の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、2023年01月11日、「外交部・国防部業務報告」を受け、合衆国の核兵器資産の供給、独自核兵器の開発について言及しました。

不思議なことに日本ではあまり注目されませんでしたが、韓国が核兵器を保有したら日本に向けるかもしれないことを忘れてはなりません。

日本メディアの反応は全く危機感のないものですが、海外ではもちろん大変に注目されています。例えば『CNN』からは「なぜ韓国はアメリカ合衆国の核の傘を信用しないのか」という主旨の報道が出ていますし、傑作なことにイランからも「NPT体制」に対する反逆である、という報道があります(そもそもイラン外務省が指摘しましたので)。

注目したいのは、北朝鮮を監視し続けるメディア『38 North』が尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領の発言を批判する記事を挙げていることです。「韓国は独自の核兵器を保有することのリスクを考えるべきだ」という主旨です。以下の記事の一部を引用します。

(前略)
自分で自身の足を撃つ
(記事の小見出し:引用者注)

原爆を製造するという韓国の決定は、広く非難されるだろう。

ワシントンがそのような動きを支持したり、目をつぶったりすると考えるのは非現実的だ。

さらに、中国は独自の制裁を実施するか、国際社会が同様のことを行うのを支援する可能性が高い.

その結果、原爆製造の追求は、韓国の経済的成功と、韓国が何年にもわたって苦労して構築してきたソフトパワーの多くを脅かすことになる.

原爆製造の追求は、『サムスン電子』『現代自動車』、韓流などの韓国の驚異的な成功を打ち砕くことになるだだろう。

皮肉なことに、国産の核兵器が韓国の安全性を低下させるということだ。

また、北朝鮮からエスカレートする反応を引き出す可能性が高く、その場合、ソウルはその脅威に単独で直面しなければならない可能性がある.

ワシントンの経験豊富な手、核の傘、そして合衆国の戦略プラットフォームによる韓国の港や飛行場への訪問はなくなるだろう。

代わりに、韓国の核兵器は、朝鮮半島での小さな事件が核事態に移行する可能性を生み出し、そのような危機をエスカレートさせる道程について、韓国の首都はほとんど経験がない.
(後略)

⇒参照・引用元:『38 North』「韓国が核兵器を開発することの悲惨なマイナス面」

さすが北朝鮮を監視し続けるメディアだけあって、批判が極めて現実的で的確です。

韓国の独自核保有を合衆国が許すわけはなく、黙認もしないという点が一つ。また、中国も脇腹に突きつけられる核を許すわけはなく、韓国への独自制裁を行う可能性があることを指摘しています。

合衆国はじめ他の国が韓国への制裁を開始した場合は、中国は恐らく参加するであろう、ことも。

38度線が核兵器保有国同士が向き合う最前線になった場合、誰がそんなところに行きたがるか――というのも的確な指摘でしょう。リスク増大によって朝鮮半島から外資が撤退することは間違いないでしょう。

さらに、小競り合いが核使用にまでエスカレートする可能性が否定できません。

同記事では「そのようなエスカレーションに経験がない」と指摘していますが、危ないのは北朝鮮です。金日成、金正日の時代に「北朝鮮がなくなるときは地球が吹き飛ぼうが知ったことか」という旨の発言があったことが知られています。

念のために付記しますが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領は、ダボス会議において「11日の核保有発言」を撤回したことになっています。

しかし、かつて韓国は朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の時代に秘密裏に核開発を行っていたことがあります。後に合衆国の圧力によって停止させられましたが、尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が本当に諦めるかどうか、水面下での動きがないかどうかは注視しなければなりません。

韓国は核兵器の開発を行っていた。「ミサイルの瀬取り」まで画策
韓国は朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の時代に核兵器の開発を行っていました。 韓国の原子力開発は以下のように推移しました。面倒くさい方は以下の年表を飛ばして、次の小見出しまで進んでください。 1956年 合衆国が李承晩(イ・...

(吉田ハンチング@dcp)

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