日韓局長級会談の結果「韓国は加速次元で協議している」

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2023年01月30日、日韓外務局長級会談がソウルで行われましたが……進んだのか進んでないのか毎度おなじみのプレスリリースを出しております。

まず、韓国の外交部が出したプレスリリースが以下です。

□徐旻廷(ソ・ミンジョン)アジア太平洋局長は1.30(月)午後、船越健裕外務省アジア大洋州局長と日韓局長協議を行った。

□今回の局長協議は、両首脳間の合意により早急な懸案解決および関係改善のため、外交当局間の緊密な協議を加速していく次元で開催された。

ㅇ今回の協議で、両局長は強制徴用問題をはじめとする懸案および相互関心事について議論した。

□両局長は、今後も高位級を含むさままなレベルで外交当局間の緊密なコミュニケーションを続けていくことにした。終わり。

⇒参照・引用元:『韓国 外交部』公式サイト「韓日局長協議(1.30)開催結果」

毎度おなじみの「これからも緊密なコミュニケーションを続けていくことにした」です。

次に日本の外務省が出したプレスリリースが以下です。

1月30日、韓国ソウル出張中の船越健裕外務省アジア大洋州局長は、徐旻廷(ソ・ミンジョン)韓国外交部アジア太平洋局長との間で、日韓局長協議を実施しました。

先般の日韓首脳会談において、両首脳が日韓間の懸案の早期解決を図ることで改めて一致したことを受け、双方は、今月16日の協議に続き、旧朝鮮半島出身労働者問題を含め日韓関係全般について率直な意見交換を行いました。

その上で、双方は、懸案を解決して日韓関係を健全な関係に戻し、更に発展させるべく、外交当局間の意思疎通を継続していくことで改めて一致しました。

⇒参照・引用元:『日本国 外務省』公式サイト「日韓局長協議の開催(結果)」

こちらもおなじみの「関係改善のために意思疎通を継続していくことで一致」です。

面白いのは、韓国側の「関係改善のため、外交当局間の緊密な協議を加速していく次元」という言い回しです。「加速しているんだ」そうです。

韓国の外交部は、確か「日本の呼応がないのなら日韓で会議を行う必要もない」と鼻息が荒かったはずなのですが――それはどうなったのでしょうか。日本側は呼応するとして今回の会談が行われたのでしょうか。気になるところです。

日本国民の知らないところで、日本政府が「謝罪する」などと言っていないことを心より祈念いたします。

『日テレNEWS』によると、「外務省関係者が一致しているところと相違しているところがあると述べた」と報じています。「日韓の間にはいまだ溝がある」そうです。

(吉田ハンチング@dcp)

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