「自称EV強国」韓国で「中国産の電気自動車が603.5%増加」

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こういう状況になるのが韓国の不思議な点です。

輸入自動車が韓国市場でシェア最大

韓国自動車産業協会』(略称「KAMA」)が「2022年自動車新規登録現況分析」というリポートを出しました。

このリポートによると、2022年の韓国内の自動車新規販売台数は「168.4万台」(168万3,657台)で2021年と比較して「2.9%」減少しています。

ちなみにこの台数は、2014年以降で最低です。

国産車は対前年比で3.7%減少した137万台で、こちらも低調。2009年以降で最低の台数です。

面白いのは、低調な国産車を尻目に、「輸入車」は前年比0.5%増で「31.1万台」となりました。

これによって輸入車が韓国自動車市場の「18.5%」を達成! これは過去最大のシェアです。

中国産自動車が韓国で1.2万台販売を達成!

さらに面白いのは、輸入車のうち「(高級系といわれる)ドイツ車」と「オーストリア」、「中国車」だけが増加したことです。特に「中国産自動車」は驚異的な伸びです。

以下をご覧ください。

ドイツ車:13万1,029台+7.8%
中国車:1万2,727台+154.5%

中国産の輸入車がついに1万台を超えました。対前年比で「154.5%増」という異常な伸びです。


↑韓国に大量に納品された中国『東風』の人気EVバン。

さらに、中国産の電気自動車は前年比で603.5%も急増しています。

韓国は「電気自動車強国」などと言い募る割には、中国産電気自動車に自国市場を侵食されつつあるのです。

韓国政府もこの点には危機感を覚えており、中国産電気自動車を排除すべく「バッテリーによる制限」を掛けようとしているのですが。

(吉田ハンチング@dcp)

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