中国の大手ゲーム会社「テンセント」が任天堂との業務提携の拡大を希望している、なんて記事が『Bloomberg』に出ましたが、任天堂は警戒すべきです。
⇒参照:『Bloomberg』「テンセントが任天堂と提携拡大目指す、米市場向けゲーム制作で-DJ」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-11-10/Q0RT1DT0AFB901
先にご紹介したとおり、テンセントの株価は2019年04月の天井圏から約20%急落、時価総額で約930億ドルを吹っ飛ばすような状況となっています。テンセントが任天堂の持つ知的財産権を狙っているのは明らかです。
世界各地で知的財産権の保護のために戦い、勝利してきた任天堂の法務部にぬかりはないでしょうが(なにせ任天堂法務部には世界地図が貼ってあって、その地図には裁判で勝利したピンが無数に立っているというウワサがあるほどです)、中国企業にほんの少しでも隙を見せてはなりません。
中国は知的財産権を守らない国です。もしどこかに瑕疵のある契約書でも結ばされたら、勝手にマリオの登場するゲームを出して恥じることもないでしょう。恥じるどころか、我々の正当な権利ぐらい言いかねません。
少なくとも、アメリカ合衆国が「知的財産権の保護」を中国に確約させ、中国国内法に明記されることはもちろん、第三者機関による監視、「罰則の実行」の保証が確認されるまで、日本のコンテンツメーカーは決して中国企業に油断してはならないのです。
(柏ケミカル@dcp)
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