2023年10月10日、中国外交部が面白い回答をしました。
『AFP』記者:
蔡英文総書記は今日、演説を行いました。 報道官はそれについて何か言っていますか?汪文斌:
世界に中国は一つしかありません。台湾は中国の不可侵の領土であり、これが台湾海峡における真の現状です。
台湾海峡の平和と安定に対する最大の脅威は、『民進党』当局が頑なに「台湾独立」という分離主義の立場を堅持し、外部勢力と結託して「独立」を求め、挑発していることです。
台湾海峡の平和と安定を維持するためには、「一つの中国」原則を明確に堅持し、「台湾独立」の分離独立に反対し、外部からの干渉に反対しなければなりません。
『民進党』当局が何を言おうが、何をしようが、台湾が中国の一部であるという事実は変えられないし、ましてや中国が統一に向かうに違いないという一般的な流れは変えられません。
「世界に中国は一つだけ」だそうです。
2024年01月には台湾総統選挙が行われます。蔡英文さんが退任で、次の総統は大丈夫なのかと懸念の声もあり、またどうせ中国がさまざまな手管を使って選挙に介入することは目に見えています。
残り3カ月ないわけですが、これからますます中国は台湾に圧迫を加えることになるでしょう。
世界に中国は一つかもしれませんが、それは「悪い中国」。別に「いい中国」があるよ――というのは駄目でしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)