韓国は観光資源の少ない国で、外国人旅行者は一度行っても二度目はない――などといわれます。外国人旅行者のリピーターが少ないのが韓国にとっても悩みどころとなっているのです。
「なんとかリピーターを増やさねば」なわけですが、ソウル市と『ソウル観光財団』が面白い調査結果を公表しています。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット⇒参照・引用元:『ソウル観光財団』公式サイト「ソウルの再訪問観光客、ソウルの食べ物、ショッピングに引き寄せられて戻ってきた!」
注目は、ソウルを2回以上訪問したことのある外国人観光客に対して行った調査の結果です(この調査は07月12~23日までの12日間、日本・中国・タイ・アメリカ合衆国・イギリスの5カ国対象でオンライン方式で行われました)。
再訪の理由についての回答Top3は以下のようになっています。
第2位 ショッピングする場所が多いから……73.2点
第3位 天気と季節が好き……72.9点
ちなみに、日本・タイの観光客で第1位の回答はどちらも「食べ物がおいしいから」で、それぞれ得点は、
日本人:83.5点
タイ人:83.5点
と高得点です。面白いのはアメリカ人で「大衆文化(K-Culture)に興味あって」が最も多く「71.3点」。イギリス人は「見どころの観光地が多いから」が最多で「69.8点」。
リピーターへのアンケート調査ですから、どうも、アメリカ人、イギリス人の皆さんは、韓国のグルメはあまり口に合わないようです。
まだ一度もソウルを訪問したことのない人へのアンケート結果も面白く、「未訪問の理由」を聞いてみたところ、最も多く挙がったのは、
・言語/医師のコミュニケーションの不便さ……52.4%
でした。日本人の「未訪問の理由」が傑作で、
・見たい(行きたい・経験したい)観光地がない……74.0%
が最多となっています。この結果を「日本人は韓国をよく知っている」と見るか、「日本人は韓国を知らない」と見るかです。
(吉田ハンチング@dcp)