2023年11月07日、中国の海関総署が「2023年10月の輸出入動向」を公表しましたが、結論からいえば輸出にブレーキがかかりました。
以下をご覧ください。
↑Googleの自動翻訳なので日本語がヘンなところがありますがご寛恕ください/スクリーンショット2023年10月
輸出:2,748億2,700万ドル(-6.4%)
輸入:2,182億9,860万ドル(+3.0%)
貿易収支(輸出 – 輸入):565億2,840万ドル※( )内は対前年同期比の増減
⇒参照:『中国 海関総署』公式サイト「(2)2023年10月輸出入商品貿易総額表(米ドル)」
輸出は対前年同期比で「-6.4%」と減少し、輸入が「+3.0%」と増加しています。輸出が減少して、輸入が増加していますので、当然貿易収支は減少です。
2023年01~10月の累計で見ると、以下のようになります。
2023年10月
輸出:2兆7,919億9,760万ドル(-5.6%)
輸入:2兆1,079億5,800万ドル(-6.5%)
貿易収支(輸出 – 輸入):6,840億3,960万ドル
2023年は01~10月累計で輸出は対前年同期比「-5.6%」です。
中国は、
①不動産セクター
②貿易(輸出)
③内需
の3本柱でここまで経済発展を遂げてきました。今や①はボロボロで、②も上掲のようにへコんでいます。③は元から大してアテにはなりません(だからこそ習近平は今になって内需だと大声を出しているのです)。
であるにもかかわらず、「07月~09月のGDP(国内総生産)の成長率は4.9%」と主張しています。
「本当に?」と識者から声が上がるのも当然ではないでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)