「腐敗認識指数」韓国は32位。中国は76位

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Corruption Perceptions Index(腐敗認識指数)というINDEXがあります。

これは、『Transparency International(トランスペアレンシー・インターナショナル)』が1995年以降公開しているもの。

「transparency」は、そもそも「透明性」という意味ですから、透明性が確保された社会であるよう、腐敗や汚職をなくすための取り組みを行う国際的な非政府組織というわけです。


↑『Transparency International』の「Corruption Perceptions Index」のホームページ。

その一環として「Corruption Perceptions Index(腐敗認識指数)」を公開しているのですが、これは、

「世界各地の公務員と政治家が、どの程度汚職していると認識できる」か、その度合を国際比較し、国家別に順位付けした――ものです。

最も腐敗していると「0」、最もクリーンな状態を「100」とし、0~100の範囲で採点されます。

2023年のランキングを見ると、クリーンとされる点数の高い順に「20位まで」では以下のようになります。

第1位 デンマーク……90点
第2位 フィンランド……87点
第3位 ニュージーランド……85点
第4位 ノルウェイ……84点
第5位 シンガポール……83点
第6位 スウェーデン……82点
第6位 スイス……82点
第8位 オランダ……79点
第9位 ドイツ……78点
第9位 ルクセンブルグ……78点
第11位 アイルランド……77点
第12位 カナダ……76点
第12位 エストニア……76点
第14位 オーストラリア……75点
第14位 香港……75点
第16位 ベルギー……73点
第16位 日本……73点
第16位 ウルグアイ……73点
第19位 アイスランド……72点
第20位 フランス……71点
第20位 セーシェル……71点
第20位 イギリス……71点

(中略)

第32位 韓国……63点

(中略)

第76位タイ 中国……42点

⇒参照・引用元:『Transparency International』公式サイト「Corruption Perceptions Index」

指数に実際妥当性がどのくらいあるかは不明ながら、一応上掲のようなランキングとなっています。

韓国は20位ランク外で、一応「第32位」(180カ国中)。

中国は第76位ですが「本当に?」「もっと下なんじゃないの?」と思わされます。ちなみに同76位は「バーレーン」「キューバ」です。

また、香港が14位というのは、いかがなものでしょうか。

韓国『Transparency International』は、韓国について、

ろうそく革命以降に持続的に改善されていた韓国の腐敗認識指数が、上昇傾向を止めて下落したことを重く受け止める。社会全般の反腐敗努力に支障が生じているという警告灯が点灯した」

「経済・政治領域と関連した指標が下落した。社会上層部の“エリートカルテル型腐敗”が(韓国の)核心的な社会問題として指摘されていることに照らし合わせると、反腐敗清廉社会への道が遠のくのではないかと懸念される」

と指摘しています。

しかし、「ろうそく革命以降に持続的に改善されていた韓国の腐敗認識指数」という指摘、および指数の推移は正しいでしょうか? 疑問を持たざるを得ません。

文政権下で左派・進歩系の政党、市民団体による公金チューチュー案件が急増したことは腐敗にならないのでしょうか。 また、同じく文政権下で起こった選挙への不正介入は?

これらが見過ごされ、ろうそく革命以降の文政権下の取り組みで腐敗・汚職が減ったなどと判断しているなら、『Transparency International』という組織の目は節穴だ――と言わざるを得ません。

(吉田ハンチング@dcp)

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