旧正月前、生活の苦しい人に向け、『国民の力』非常対策委員会の韓東勳(ハン・ドンフン)委員長が、燃料となる練炭を配布するボランティアに参加しました。
顔に炭の汚れをつけてみんなで明るく働く韓東勳(ハン・ドンフン)委員長の「いい写真」が撮影されています。
↑みんなで練炭を「バケツリレー」する韓東勳(ハン・ドンフン)さん(月亭方正似)。
このボランディア活動について、さっそく『共に民主党』から「政治ショー」だという非難の声が上がりました。
これがショーだというなら……じゃあ、あんたらの党首がやってることは何なんだ――という話です。
↑老人ホームに行って、昼食の配膳作業に参加した李在明(イ・ジェミョン)さん。この後、「週に5日は無料で昼食を提供しよう」と言い出しました。
とにかく勝たないと監獄に行くことになるので、韓東勳(ハン・ドンフン)さんや李在明(イ・ジェミョン)さんが行っているのは、有権者に対するアピールに他なりません。ドブ板選挙的、ショーに見えても当然。どっちもどっちです。
面白いのは、韓東勳(ハン・ドンフン)さんが顔に炭の汚れをつけていることについて、「わざとつけたのだ。その証拠に顔には汚れがついているのに、服にはついていない」と非難していることです。
『共に民主党』のミン・ヒョンベ議員は、自身のFacebookに、
「なぜ服は問題ないのに顔だけ黒ずみがついたのか」
「誰かが手で頬に塗り、鼻の裏にも塗ったような痕跡まで残した。練炭運びを何度も経験した人によると、服より先に顔に練炭の黒ずみが付くケースは珍しい」
とし、悪質な偽善ショーであることを強調しました。
しかし、ミン議員はよく調べてから発言するべきでした。実は、韓東勳(ハン・ドンフン)委員長の顔についた炭は、第三者が「いたずら」でつけたものだったからです。
これは『JTBC』が映像でとらえていました。
ボランティアの1人が「委員長の顔が白すぎる。これじゃあ、このようにマークをつけなければならないなあ……」と言って委員長の顔に炭を塗ったのです。
韓東勳(ハン・ドンフン)委員長は「わざと塗らなくても大丈夫ですよ(笑)」と避けたのですが、塗られてしまったのです。
↑鼻の横に炭を塗られる韓東勳(ハン・ドンフン)委員長(月亭方正似)。
下掲のように、手袋が真っ黒になってしまったので、メガネを直すときは、手のひらの端を使っています。
参加者が韓東勳(ハン・ドンフン)委員長に炭を塗ったのは「頑張っていると見えるように……」という意図でしょうから、まあアピールのためには違いありません。しかし、上掲のとおり「冗談」でのことなので、そこまで目くじらを立てるような話ではないでしょう。
それよりも、炭をわざと塗ったか塗らないか――みたいなことまで、政争の具にしようというのが異常です。
韓国では、「政治的でないもの」など、ないのです。
(吉田ハンチング@dcp)