韓国メディア『ヘラルド経済』が「曹国(チョ・グク)さんの司法リスクは続いている」という記事を出しました。
(前略)
14日、法曹界によると、最高裁第3部は最近、上告理由を分析するなど法理検討を開始した。最高裁第3部は、進歩的な性向で知られるノ・ジョンヒ – イ・フングク最高裁判事、中道性向で知られるオ・ソクジュン –
アム・サンピル最高裁判事で構成されている。特に、事件処理主導権を持つ主審裁判官はアン・サンピル大法官が担当する。アン大法官は先に曹国(チョ・グク)代表の妻であるチョン・ギョンシム氏に対する2審裁判で実刑を宣告した。
(後略)
先にご紹介したとおり、曹国(チョ・グク)さんは第二審までで有罪、2年の実刑判決が確定しています。控訴して大法院(最高裁判所に相当)で争うことになっていますが、いよいよ大法院が判決に動き始めた模様。
息子の留学準備で、
・ソウル大学公益人権法センターのインターン証明書を虚偽発行
・ハンヨン外語高校の生活記録簿を虚偽記載させた
および、
・妻と一緒にアメリカ合衆国ワシントン大学のオンライン試験問題に取り組んだ
(一家総出で息子のカンニングに加担)
さらに、
・大統領府の首席民情秘書時代の職権濫用
もあり、全ての疑惑で有罪認定されています。
曹国(チョ・グク)さんが大法院で二審と同様に判決が下れば、(当選しましたが)議員職と党代表職は喪失。被選挙権も5年間は剥奪されます。そのため次の大統領選挙に立候補することなどできません。
一部メディアでは「次期大統領選挙に出馬か?」なんて記事が出ていますが、次の大法院判決でそれも潰えます。
曹国(チョ・グク)さんは「収監されたら監獄で読書とストレッチに励む」などと述べ、強がって見せていますので、本当にそのような処遇を与えてあげたらいかがでしょうか。
韓国の司法が、総選挙の結果に阿らないといいですね。
(吉田ハンチング@dcp)