2024年07月31日、北朝鮮の労働新聞が驚くような写真を公開しました。
大雨で中国との国境である鴨緑江が氾濫したという情報は出ていましたが、まさかこれほどとは……という画像です。金ちゃんファミリー三代目の金正恩さんが、今度はゴムボートに乗って平安北道新義州市の現地視察を行いました。
↑金正恩さんが視察を行ったとされる平安北道新義州市は上掲の赤い点線で囲まれた場所です/PHOTO(C)Google Map
まさに中国との国境エリアですが、以下のようにもはや海というような光景となっています。
「どうすんのこれ?」というような風景で、いかに北朝鮮が水害に対して脆弱だったのかが分かります。見える家屋もまるで藁葺き小屋のような粗末なものに見えます。
上掲がボムボートで視察に訪れた金正恩さんのご様子ですが、なんだか呆然・粛然とした面持ちに見えます。というか、このボートよく左右で均衡が取れているな――です。
韓国の国情院の情報によれば、金正恩さんは推定140kgもあるのです。
上掲が視察団のボード群を捉えたものでしょうが、もう一面水ばっかです。
上掲がちょっと面白い画像で、なぜか金正恩さんが白いひもを手に掛けています。「あんた、まさかそれ、自分だけ命綱を握っているんじゃないよね?」です(誤解でしたら申し訳ありません)。
上掲のように鉄道が洪水で寸断された画像もあります。日本の併合時代にすでにあった京義線(京城と義州市を結んでいた/現在は平壌より北は平義線)でしょうか。
ただでさえ社会インフラが弱々な北朝鮮です。これ復興できるのでしょうか。もちろん弱っている国民を脅して復興工事に従事させるのでしょうけれども。
日本人を拉致した人さらいの反日国家などどうなろうと知ったことではありませんが、国民は哀れです。この世のものとも思われないディストピアから国民が助かりたければ、手は一つしかありません。
解決策は中国と同じで、国民を苛む独裁者と独裁党を倒すしかないのです。自分たちの手で。
(吉田ハンチング@dcp)