日本に再上陸した韓国『現代自動車』ですが、売れ行きの方はよくありません。
自動車評論家の皆さんの中には「いいクルマだ」という方もいらっしゃるのですが、その評価はあまり普及には関係ないようです。
2024年12月05日、『日本自動車輸入組合』から「2024年11月度輸入車新車登録台数速報」が公表されました。確認してみます。
↑黄色のマーカーが韓国『現代自動車』、赤いマーカーは中国『BYD』です。2024年11月
『現代自動車』:35台(前年同月比:94.6%)
⇒シェア:0.13%2024年01~11月累計
561台(前年同期比:132.9%)
⇒シェア:0.19%
2024年11月『現代自動車』は35台で、対前年同月比で94.6%の台数です。つまり前年割れです。
前月10月は「対前年同月比で40%」しかありませんでしたので、それよりははるかにマシでしょうが、前年割れが続いているのは確かです。
累計で見ると、対前年同期比は132.9%と派手ですが、実数は「561台」ですからこれは厳しい結果です。
また中国の電気自動車メーカー『BYD』も興味深い結果となっています。
2024年11月
『BYD』:119台(前年同月比:71.7%)
⇒シェア:0.43%2024年01~11月累計
2,134台(前年同期比:172.5%)
⇒シェア:0.74%
ご注目いただきたいのは、11月の台数「対前年同月比」です。「71.7%」とこちらも前年同月を割りました。2023年11月は「166台」でしたが、当月は「119台」なので18.3%減ったのです。
『日本自動車輸入組合』さんの資料によれば――日本市場では、『現代自動車』は『フェラーリ』のほぼ1/4しか売れませんし、『BYD』はもう売れ行きが失速してきた――ようです。
(吉田ハンチング@dcp)