韓国では政争が続いています。
ああ言えば、こう言うで、「保守寄り VS 左派・進歩系」の戦いは声が大きい方が勝つ※――という、世にもばかばかしい様相を呈しています。
※「声が大きい」を「国民に響くこと」と解釈するなら、まさに韓国の伝統芸「声闘」に他なりません。ばかばかしいことこの上ないです。李氏朝鮮時代と何ら変わりません。現在、2024年だというのがウソみたいです。
最大野党『共に民主党』の党首・李在明(イ・ジェミョン)さんを次の大統領にしないためには、李在明(イ・ジェミョン)さんの有罪を確定して被選挙権を奪ってしまうことです。
李在明(イ・ジェミョン)さんの有罪を確定するためには裁判の進行を早める必要があります。
大法院(最高裁判所に相当)で有罪になったら「おしまい」ということは本人が一番よく知っていますから、李在明(イ・ジェミョン)さんはこれまで裁判の遅延を図ってきました。
先にご紹介した、第一審の有罪判決を受けた後、控訴審の通知書類を受け取らない――というのもその一つでした。
しかし、いつまでも受領しない李在明(イ・ジェミョン)さん側に業を煮やした裁判所は、2024年12月18日、議員会館に書類を届け、直接受け取らせました。
これによって李在明(イ・ジェミョン)さん側は、2025年01月07日までに「控訴理由書」を裁判所に提出しなければなりません(受け取ってから20日以内が締め切り:裁判書は理由書を受け取り公判の日付を決める)。
もう一つ、李在明(イ・ジェミョン)さんは控訴審を担当する弁護士を選任せず、こちらでも控訴審の開始延期を図ってきました。
この卑劣で姑息極まりない態度を取る人物を、韓国の皆さんは「次の大統領候補ナンバーワン」としているのです。どんな民度の国なんだ――という話です。
このままでは裁判が進行しませんので、2024年12月23日、裁判所はついに「こっちで国選弁護人を決めました」と李在明(イ・ジェミョン)さん側に通知しました。
李在明(イ・ジェミョン)さんからすれば「げええ」なわけですが、これで来月、2025年01月から控訴審が本格的に始まる――と見られます。
ただし、李在明(イ・ジェミョン)さん側は「裁判官の忌避申請」や「裁判所を変えてほしい」と希望するなどで、まだゴネています。
ちなみに、李在明(イ・ジェミョン)さんが弁護士を選任すれば、裁判所が決めた国選弁護人は取り消すことが可能です。
韓国では左派・進歩系支持層の中からも、「李在明(イ・ジェミョン)だけは駄目だ」という声が挙がっている――なんて話がありますが、あまり信じない方がいいかもしれません。
なぜなら、親北朝鮮勢力にすっかり浸透されているので、個人がそう思っていても組織力で負けるからです。また、強い(と思われている)者に阿るのが韓国の皆さんだからです。
これを「事大根性」といいます。
(吉田ハンチング@dcp)